伝えたい想い

子宮の声を聴く

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おはようございます。
トキハナテライフスタイルコーチ 河合佐好子です。

独立してからローフードを伝えることを主にしてきました。
私はローフードが大好きです。
薬膳やマクロビオティックなど、いろんな食事法を、大学生の時から主に本からかじって独学で取り入れてきましたが、ナチュラルハイジーン、そしてローフードほど、体感が変わって人生が変わるほどの力を持つものはありませんでした。これは「食べ物」と言うよりも、もっと微細な目に見えない「エネルギー」の力を感じるようにカラダと意識がシフトしていくからではないかと思っています。「食べる」と言うことに対する姿勢と意識が変わります。生き方も変わって当然ですね。

でも、私はローフードを教えたい!と思って教師を辞めたわけではないのです・・・
ローフードを伝えることは天からもらった道だと思ってます。感謝ですね。

私は正直、辞めると決めた時の自分の決断が正しかったのかどうかは今でもよくわかりません。
決めたのは頭ではありませんでした。

よく人に言うと、「はあ???」とあきれられたり、笑われたりしますが、決めたのは「子宮」だったのです。。。
これは学校ではもちろん言ってませんのでこんな風に書くのは初めてです。

教師と言う仕事は、女性であっても男性的な部分を必要とします。特に管理教育の場合、厳しく対応する「父性」を使う場面がやっぱり多い。なんでもOKな「母性」では、管理はできませんから。一時期カウンセリングルームにいた時が私は一番気持ちが穏やかにいられました。その子に寄り添う、話を聞いてあげる、学校に来たくないなら来なくていいよ、したくないならしなくていいよ、ゆっくりでいいよ、自分のペースでいいよ、と言ってもいい場所だったからです。役割分担として、そういう立場に立たなければならない、と言うのも逆にあって、私は堂々とそう言うことが言えたわけです。

その後また担任に戻って、父性を発揮する毎日が続きます。それはそれでやりがいのあることもありましたが、忙しい日々。年を経てどうすればいいのかがわかってくればくるほど、やることがどんどん増えていきます。また、最近は、書類や手続きなどの事務作業も増えて、ゆっくり本を読む時間もない忙しさになっています。教師こそ、本を読んだり旅行をして自分の中にゆとりが必要だと思うのですが。

そんな中で、私は40歳を過ぎ、独身でした。結婚なんてしない、と決めていたわけではありません。逆に、いつか素敵な男性とめぐりあって結婚して子どもを産んで自分の家庭をもって。。。と普通に夢を描いていたのです。

子どもは母が私を生んだのと同じ24歳で一人目、3年後に二人目、と小さいころから描いていましたが、実際の24歳の私は就職したばかりで、まだまだやりたいことがあるのに結婚なんて、と言う気持ちがあったのは確かです。でも、30歳近くなると、もうそろそろいいのではないかしら、と思うのだけど、そんな機会もありません。新卒で教師になった時に、きれいで人柄も素敵で仕事もできる女性の先輩たちが、独身でいる割合が高かったりして、自分もそうなるかも、と言う不安を感じていましたが、それが現実になって行く気配でした。40歳を超えるとこのまま出会いもなく終わってしまうのではないか、と言うのがリアルに感じられるようになってきます。

生徒たちにも、もちろん、素敵な人と出会って結婚して幸せな家庭を築くことを願っていましたので、私がそれを実現できていないことが大きなひけめでもありました。自分に子供がいないことにも教師として不十分な気がしていました。自分がそれを叶えていないのはずっと私の中で影でもありました。

そんなときにある人と出会ったのがきっかけで、あとさきを考えずに退職を決意。この時の私は完全に子宮優位だったと思います。今でも、なぜあの立場にいて、責任感の強いはずの私が簡単に辞められたのか、うまく説明できません。。。

その時の私は職場が嫌なわけでも、仕事が嫌なわけでもありませんでした。いつかは教師を辞めようとずっと思ってはいましたが、今すぐ、と言うわけではなく、担任していた生徒たちを卒業させて、次の年にはどこに行って何をしたい、と言う具体的な目標も一応もっていました。

なにより、素晴らしい職場環境だったのです。私を理解してくれて一緒に目標に向かうことのできる同僚、尊敬できてサポートもしてくれる頼りになる上司、私の伝えることに素直に応えてくれるかわいい生徒たち、やりがいのある立場と仕事。まわりから見ても何の文句のない、幸せな環境だったと思います。ただ、やることは多く、仕事は忙しすぎましたし、私も許容量を超える仕事量を抱えていたのはあります。カラダがそこから離れたい、と言ったとしたらそれは理解できます。

それが突然、頭が働かなくなってしまったのです。きっかけはいろいろありましたが、決めたのはカラダ、特に子宮だと感じました。
ローフードを実践して2年目でした。
カラダの声がどんどん強くなり、自然に生きる、と言うことへの欲求も意識せずに高まっていたようです。決められた枠の中での社会軸での生活の仕方に違和感を感じるようにもなり、さらに、女性として生きたい、と言う気持ちがどんどんと強くなっていた。

また、ちょうどその頃、自然に生きる自由な人たちとつながることが多くなっていたのも大きく影響していたのでしょう。教師としての自分の当たり前が崩れてもいました。そして自分の人生、この先どうしたいのかをあらためて考えて落ち着かない気持ちもありました。

急に辞めることでいろんな方に迷惑をかける、申し訳ない、と言う気持ちはもちろんありました。でも意識下では、すべて大丈夫、逆に私がそこにいてやらなくてはならない、自分じゃなければだめ、と思うことこそおこがましいとも思っていました。その時担任していた生徒たちを卒業まで見られなかったことはとても残念でしたが。。。

結局その後ある人とはすぐにうまくいかなくて、私はまだシングルなわけですが、その人とは辞めるために出会ったんだね、と何人かに言われ、私も本当にそうだなーと思って感謝しています。出会ってなかったらそんな決意はできなかったでしょう。

もちろん、なんの準備もせずに簡単に突然辞めてしまったことで、いろいろ苦労したのも事実です。経済的な苦労が一番大きいのですが、この苦労から得たものもとても大きい。その苦労からの学びも伝えて、他の人のお役に立てて行こうと思ってます。

でも、辞めてからの方が人生は断然面白い。教師のままだったら出会えない人と出会います。価値観もどんどん変わって広がって行きます。何でもありの毎日なので、まだまだやりたいことがたくさんあってその可能性も感じます。そして自分はこれでOKなのだと思う場面も多くなって行きます。

人生、何でもあり、アドベンチャーです。(教師の時もいろいろあってアドベンチャーでしたが(笑))
そんな姿勢で日々過ごすために、私たちは生まれてきたのではないかと思います。

間違いも失敗もたくさんして、いろいろあって当たり前。いつからでも遅いことはない。
本当にやりたいことは何?本当はどうしたいの?
時々カラダに聴いてみてください。
ローフードで命のエネルギーを取り入れると、声が聴きやすくなると思いますよ。

ちょっと長くなりました。
また少しずつ書いていきます☆

ありがとうございます。

河合佐好子

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